更新:2017.9.4 作成:2017.9.4

”夜勤”は体調を崩しやすい?夜勤に関わる健康問題まとめ

一昔前は夜勤をするのは特別な職種の人だけでしたが、最近では様々な職種で深夜勤務を経験するようになっていて、とても身近なものになりましたね。でも「夜勤は体を壊す」と昔からいわれているので、体調面ではちょっと心配。今回はそんな夜勤に関わる健康問題をまとめてみました。
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目次
  1. 24時間営業が増えて夜勤者も急増!
  2. 夜勤をすると体調を崩すってホント?
  3. シフトワーカーはさらに体調を崩しやすい?
  4. 具体的な不調の兆候は?
  5. 夜勤があっても健康を維持する5原則
  6. いつだって身体をいたわって♡

24時間営業が増えて夜勤者も急増!

夜勤とは?

通常”夜勤”と呼ばれるのは深夜勤務のこと。イメージとしては夜中働いて、朝帰るのが夜勤という気がしますが、分類上はちょっと違います。

労働基準法によると22時〜翌5時(一部地域では23時〜翌6時)の間が深夜加算が必要な勤務時間であり、この時間帯が勤務時間が含まれていれば夜勤とみなされます。もちろん、突発的な残業で帰宅が遅くなった場合には含まれず、常態的に深夜時間帯を含む場合をいいます。

でも、今回の健康の話題は残業者にもあてはまりそうですね。

様々な業種で夜勤あり!

一昔前は24時間活動しているのは、病院や工場の一部など限られた場所だけでしたが、最近ではコンビニエンスストアを皮切りにファミリーレストランやファストフード店、スーパーその他様々な業種で24時間営業が当たり前になっています。

また、経済のグローバル化に伴い、接客業だけではなく海外のクライアントとの折衝を担当するオフィスワーカーも現地時間の日中に勤務するために担当地域によっては夜勤となることがあるようです。

夜勤の連鎖でさらに深夜勤務従事者が増加!

深夜でも多くの人が就業するため、それに伴い24時間の営業を支えるスタッフが必要になり、さらにそのスタッフの支援をするためのサービスとスタッフが必要になるという夜勤の連鎖が起こり、夜勤労働者の数は年々増加しています。

平成24年度に行われた厚生労働省の調査では、深夜勤務該当者が労働人口の20%を超えていたという報告もあるようです。5人に1人が夜勤を担当することがあるということですから、ホントに身近な話題ですね。

夜勤をすると体調を崩すってホント?

夜勤者にとってちょっと心配なのが「夜勤をすると体を壊す」という話。仕事をして収入を得ることはとても大切ですが、健康も気になりますよね。

実は、夜勤をすると体を壊すというのは残念ながら事実のようです。ある調査によると、夜勤を月に3日以上行ってきた人はそうでない人と比べ約1.5倍ほど発がんリスクが高くなるという結果が出たそうです。さらにストレスも多く、生活習慣病を発症しやすい傾向があるようです。

シフトワーカーはさらに体調を崩しやすい?

夜勤担当者は、夜勤専従者とシフトワーカーに分けられます。夜勤専従者は特定の深夜の時間で定期的に従事しますが、シフトワーカーは日中から夜勤までシフトによって労働時間が異なります。ある時は早朝から、ある時は真夜中からといった具合です。

夜勤専従者はいつも同じ時間で勤務するため、比較的体のリズムが作りやすく、体内時計さえ管理できていれば健康リスクは限定的ともいわれています。一方、シフトワーカーは日によって活動時間が異なるため、体のリズムが作れず体内のホルモンバランスが乱れやすいようです。

具体的な不調の兆候は?

食欲不振 or 異常な食欲増加

シフト勤務で夜勤をしている睡眠のリズムはどうしても崩れてしまいます。そうすると、脳内でレプチンと言われるホルモンが減少します。このレプチンは満腹中枢に働きかけるホルモンですから、異常に食欲が増加して暴飲・暴食してしまうことがあるようです。

同じ夜勤者でも対照的に、食欲不振に陥るケースもあるようです。睡眠リズムの乱れによる睡眠不足でストレスを強く感じる人は、ストレスの影響によって胃腸の働きが衰え、吐き気や腹部膨満感を感じ、食欲を失ってしまいます。

どちらの症状だったとしても身体にいい状態とはいえませんね。

メタボリックシンドローム

前述の暴飲暴食の結果ということもできますが、夜勤従事者はそうでない人よりもメタボリックシンドロームのリスクが高いといわれています。

満腹中枢に満腹を伝える経路が壊れてしまっていては、いつまでたっても満腹感を感じずに食事続けてしまいますね。1度だけならともかく、睡眠リズムの乱れによって減ったレプチンはすぐに元には戻りません。それなりの期間、食事を多く取り続けるなら当然カロリーオーバー。メタボ一直線です!

自律神経失調

睡眠のリズムが狂うと、活動の時間と休息の時間を司っている自律神経も狂い始めます。”自律神経失調症”として知られている病気は、夜勤者の多くが抱えている症状を包括する病名と言っても過言ではありません。

以下に記載する自律神経失調症の症状、心当たりはありませんか?

【自律神経失調症・体の症状】
□ 頭痛     □ 脱毛     □ ドライアイ  □ まぶたの痙攣  
□ 耳鳴り    □ 耳の閉塞感  □ 口の渇き   □ 味覚障害
□ 動悸     □ めまい    □ 不整脈    □ 胸の痛み
□ 慢性胃炎   □ 過敏性腸症候群□ 吐き気    □ 多汗
□ 冷え性    □ 手足のしびれ □ 微熱     □ 倦怠感

【心の症状】
□ 怒りっぽい  □ 情緒不安定  □ 不安症    □ 妄想癖
□ 悲観的    □ 集中力低下  □ 記憶力低下  □ 無気力

夜勤があっても健康を維持する5原則

勤務体系に合わせた体内時計作り

体に良くないといっても、簡単に仕事を変えることはできない時には夜勤に合わせた体内時計作りが健康を保つのに効果的♡

夜勤専従者は夜勤の時間帯を軸に生活リズムを整えるようにしましょう。

シフトワーカーは日勤帯を軸に生活リズムを整え、夜勤帯でもそのリズムを崩さないのが健康を保つ秘訣♪睡眠時間をたっぷり確保したいところですが、夜勤明けの時間でたっぷりの睡眠をとってしまうと体内時計が狂って次に来る早朝勤務などの対応ができなくなってしまうかも!もちろん睡眠は大事ですが、夜勤の日だけ昼夜逆転なんてことができないことは覚えておいてくださいね。

アルコール&カフェインの摂取に注意

夜勤明けに美味しい一杯のアルコール、勤務時間中の眠気覚ましのカフェイン。どちらもとても魅力的ですが、過剰摂取には注意が必要です。

アルコールは体内でアルデヒドという物質に分解されます。このアルデヒドは交感神経を刺激し、体を活発化させようとする働きがあります。夜勤明けで眠る前の1杯が体を起こそうとしてしまうため、深い睡眠を得られにくくなってしまうんです。

カフェインはご存知の通り覚醒作用がありますから、飲みすぎると勤務終了後までその作用が残って入眠に悪影響を及ぼします。カフェインは”いつ””どれくらい”飲むのかに注意が必要です。

入浴でリラックスタイム

夜勤明けにお風呂を貯めるのは面倒と、シャワーだけで済ましている人も多いようですが、ぜひ毎日の習慣に加えて欲しいのが入浴です。

仕事が終わったとしても、仕事でフル回転していた脳はまだ興奮状態。すぐに眠りに入れる状態ではありませんし、眠れたとしても眠りの浅い質の悪い睡眠です。まずはゆっくりと湯船に浸かることで、心と身体をリラックスさせる副交感神経を高めましょう。

ゆっくり温まった後にベッドに入れば、今度こそぐっすり。ぬるま湯で30分ほどの入浴を意識して質の高い睡眠を確保したいですね。

就寝直前の食事に注意

夜勤を終えると、帰りに食事の誘惑に駆られます。通常であれば、仕事が終わって夕食ですから問題ないのですが、夜勤者は帰ったらすぐにベッドに入るという人が多いはず。

仕事帰りにたっぷり食事をとってシャワーで汗を流してベッドへ直行すれば、胃の中はさっき食べたものでいっぱいです。身体は寝てる間も一生懸命消化を続けてくれますが、どうしても身体は疲れてしまうもの。質の良い睡眠のためにも、食物の栄養吸収のためにも、ベッドに入る2時間前には食事を終えるようにしましょう。もし難しい場合には、消化の良い食物とし、脂っこい食事はさせると◎です。

光を避けて就寝

夜勤明けにぜひ気をつけてほしいのが、寝る前の準備。人間は朝日を浴びると身体が目覚めるようにできています。それ自体はとても良い作りなのですが、夜勤労働者にはマイナス!せっかく良質な睡眠が取れていても、朝日によって途中で目を覚ますことになってしまいます。

せっかくの貴重な睡眠時間を良質な睡眠で確保するためにも、遮光カーテンをつけたり、アイマスクを使ったりして、就寝中の光を遮りましょう。

もちろん、目が覚めた時には遮光カーテンを開けて太陽の光を目いっぱい浴びて体内時計をリセットしてくださいね♪

いつだって身体をいたわって♡

残念ながら「”夜勤”は体調を崩しやすい」というのはホントのことでしたが、生活習慣を工夫すればその影響は限定的なものにできそうですね。

また、企業での健康診断は通常年に1度ですが、労働法によると夜勤従事者は健康リスクが高いことから年に2回の健康診断が義務付けられています。これによって通常の健康診断を待たず病気の早期発見にも役立っているといわれています。

今ある状況で健康に生活するために、今日も健康を維持する5原則をしっかり実行したいですね♡

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